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土方歳三つなぐプロジェクト
〜遺品修復と複製で未来へ紡ぐ歴史️️〜Kyoto,Japan

土方歳三の歴史を未来へ

土方歳三つなぐプロジェクト 〜遺品修復と複製で未来へ紡ぐ歴史️〜」における、プロモーション映像および
新撰組や土方歳三が辿った貴重な背景を追体験するデジタルツアー映像(返礼品)の企画・制作。

土方歳三資料館は現在、土方歳三に関連する貴重な遺品や資料を展示し、来館者が彼の功績や生涯を深く理解するための重要な場所となっています。
しかしながら、資料館は土方家が代々個人で運営しているため、特に所蔵品の修復や管理にかかる費用が非常に莫大でその維持が困難な状況であります。
このため、遺品の保護・保存が危機的な状況にあり、早急な支援が必要とされています。
こうした背景を受けて立ち上げられた本プロジェクトは、土方歳三の兄の子孫が運営する「土方歳三資料館」と「株式会社大塚巧藝社」を中心に
構成された【土方歳三つなぐプロジェクト実行委員会】によって実施されたクラウドファンディングです。
池田屋事件で使用された鎖帷子や京時代の鎖帷子、和泉守兼定の刀身写し、古文書(天然理心流中極位目録)など、
劣化により公開が難しくなっている重要な遺品を修復・複製し、その歴史的価値を未来へ継承することを目的としています。

本プロジェクトにおいて、WORLD FESTIVALはプロジェクトメンバーの一員として、
クラウドファンディングのプロモーション映像および、返礼品の1つであるデジタルツアーの2つの企画・映像制作を担当しました。

①プロモーション映像
歴史的価値を未来へ繋ぐ意義を伝えるため、クラウドファンディングのプロモーション映像を制作しました。
資料館館長・土方愛さんの想いや、遺品修復の必要性を丁寧に描き、プロジェクトのメッセージを強く伝える構成となっています。
クラウドファンディングは最終的に、目標金額3,000万円を大幅に超えて、8,000万円以上を達成しました。

 

②返礼品「土方館長と巡る、京都 土方歳三ゆかりの地&土方歳三資料館デジタルツアー」
返礼品として制作した、WORLD FESTIVALとして初の試みとなる新しい映像体験コンテンツです。
土方愛さんと共に、普段なかなか訪れることのできない場所を、自宅にいながら旅するように体験できる新しい映像コンテンツとして、
まるでその場にいるかのような臨場感とともに全6編というボリュームで現地の魅力を余すことなくお届けしています。
本デジタルツアーは最終的に、300名を超える皆様にご支援いただきました。

【全6編の内容】
①角屋もてなしの文化美術館 編
幕末の偉人たちがよく通い、様々な歴史的なやりとりや事件が繰り広げられた角屋を、十五代当主 中川清生様と巡ります。


②くろ谷 金戒光明寺 編
新選組発祥の地として知られる金戒光明寺を、執事長 西雲院 住職 橋本周現様と巡ります。


③壬生寺 編
当時新選組隊士たちの訓練場として使用された壬生寺を、貫主 松浦俊昭様と巡ります。


④三条大橋 編
三条大橋から池田屋の跡地までを、土方館長の解説付きで辿ります。
 

⑤土方歳三資料館 編
本編映像で使用できなかった内容や、一般公開していない土方家過去帳・仏間でのさらなる詳細なエピソードなどを、土方館長がお届けします。


⑥土方愛メッセージ編
土方館長からの特別ビデオメッセージ

 

《関連リンク一覧》
「土方歳三つなぐプロジェクト」ホームページ
https://www.tsunagu-lp-toshizo.com/


クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/825446/view


クラウドファンディング達成のご報告
https://worldfestivalinc.com/news/hijikata_crowdfunding/

 

In charge of: 企画 | 映像
Genre: 歴史 | 地域 | クラウドファンディング | 伝統

 

 

Project Information

Title: 土方歳三つなぐプロジェクト
〜遺品修復と複製で未来へ紡ぐ歴史️️〜
Client:

PARCO
「人々が集い、時間と空間を共有し、楽しんだりくつろいだりする場(空間)」として、
先見的、独創的、かつホスピタリティあふれる商業空間の創造や、エンタテインメント事業を行っている。

土方歳三資料館
新撰組副長・土方歳三の自宅の一室を開放して造られた資料館。
歳三の愛刀や武具、写真、手紙などの展示品を、子孫の解説付きで楽しむことができる。

 
Location: Kyoto,Japan
Period: 2025,02
Producer: Yuki Kondo
Director: Yuki Kondo
Cam: Yuki Kondo / Yurika Nakazawa
Edit: Yuki Kondo