総合の時間を活用し、「みたか100年の森」という三鷹市のまちづくり構想に参加することになった
三鷹中央学園第三小学校6年生の生徒たちへ向けた授業とワークショップの実施。
「みたか100年の森」とは、2030年へ向けて食と農、生態系に配慮した持続可能な社会をテーマに、
自然・生態系・都市農業・地産地消・健康などに関わりを持つ個や団体が緩やかに繋がる社会を醸成していこうと2019年末に開始した活動です。
WORLD FESTIVALは今回、三鷹市のまちづくり構想へ参加することになった生徒たちへ向け、国内外から数々のゲスト講師を招き、
講義や体験、また海外の子供たちとの交流を通じて子どもたちが自分たちの暮らすまちの未来をを考えるための大切な視点の発見と、
想像力を広げるお手伝いをさせていただきました。
まずは、インド、インドネシア、シリアからゲスト講師を招いて国や文化についてのレクチャーの時間を設けたほか、
インド、インドネシア、モンゴルの子ども達とオンラインで交流の機会をつくり、
お互いの自己紹介や自分のまちの日常や好きなところを伝え合いました。
また、そもそも「まちづくり」とはなにか、「街」や「暮らし」「コミュニティ」を考える上で何よりも大切な共通した視点とはなにか?
といった外の視点を取り入れることで、視野と発想力を広げ、改めて地元にの大切な魅力や素晴らしさを再発見してもらう機会として、
インド、インドネシア、シリアからゲスト講師を招き、国や文化についてのレクチャーの時間を設けました。
更には実際のまちづくりを行う上で、発想を形にする建築ワークショップも実施。
WORLD FESTIVALから世界で活躍する街やコミュニティづくりに精通する建築家を招き、
生徒たちは実際のまちづくりにおいての大切な視点を学び、最後にレゴを使って「あなたの街で笑顔にしたい人や存在」を表現してもらいました。
様々な体験を通じて子どもたちが本当に大切なまちづくりとはなにか、そんな未来を考え、
自分たちの住む街への誇りと情熱を受け継ぐことが、未来の三鷹がより豊かで魅力的なまちになる一歩に繋がると考えています。
In charge of: | 企画 | プログラム設計 | 運営 |
Genre: | 子ども | 地域 | 教育 | 国際交流 |
位置 | 日本の関東地方に位置する | ||
面積 | 16.42㎢ | ||
人口 | 19万人 |
Title: | 地元の子供達が提案する「みたか100年の森」2030年へ向けた三鷹市の街づくりプロジェクト |
Client: | 三鷹中央学園第三小学校
既存の小・中学校を存続させたまま9年間の一貫カリキュラムを採用する小中一貫教育校。 戦前に開校した長い歴史を持つ、地域に根ざした公立小学校が中学校と地域との連携を深めながらよりよい学びに取り組んでいる。 「幸せになるために準備をするところ」が学校であるという考えに基づいて三鷹市が目指す「コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育」 に取り組んでおり、三鷹市からは教育研究協力校に指定されている。 |
Location: | Mitaka,Japan |
Period: | 2022,10 |
協力: | ・株式会社スタディオティガ代表 三神 安史(インドネシア・コーディネーター) ・Menon Nikhila (インド・コーディネーター) ・Erdenesuvd Enkhtaivan(モンゴル・コーディネーター) |
講師: | •シリア ・Mohannad Yakoub(シリア・ファシリテーター) ・Rana Yakoub(シリア・ファシリテーター) •インドネシア ・Yoenk Zuhdi(インドネシア・ファシリテーター) ・Ema Mudrikah(インドネシア・現地学校の先生) •モンゴル ・Hasu Max(モンゴル・ファシリテーター) ・Solongo Batbayar (モンゴル・現地学校の先生) •インド ・Menon Nikhila(インド・ファシリテーター) ・Krishna Kailas (インド・現地学校の先生) |
交流先学校: | •インド Madhuvan Sai Vidyashram School(Thiruvananthapuram) •モンゴル Эрдмийн гэгээ •インドネシア SDN 5 PRAYA |
建築ワークショップ: | 株式会社MOOPY代表 山口 一紀 |
Producer: | Yuki Kondo /Yurika Nakazawa |
Director: | Yurika Nakazawa |
A.Director: | Shunsuke Noguch |