外国人技能実習制度が本来もつ、本当の価値とは何か

外国人技能実習制度を通じて育まれる、技能実習生と日本の農家さんの「絆」に着目したドキュメンタリー・ショートフィルム（全３シリーズ）。様々な事件やメディアの報道により、悪いイメージのみがついてしまった外国人技能実習制度。確かに、許されないようなケースはたくさん存在し今もその多くが解決にいたっていません。しかし、中にはお互いに愛情をもって絆を育み、本来の目的である２国間の信頼関係構築、支え合い、互いの文化的・経済的な成長につながる国際協力の側面で大成功しているケースがあります。今回はその中から３つ事例に密着し、ドキュメンタリーシリーズ化。この制度がもつ本当の価値とは、どんな未来への可能性があるのか、を映し出す映像作品となっています。
今回は、福井県とインドネシア共和国のタンジュンサリのケースを取り上げました。 福井県の農園たやでは、インドネシアのタンジュンサリから実習生を積極的に受け入れています。
農業技術を教えるだけではなく、彼らの「運命」を変えるために一人ひとりの実習生たちが故郷へ帰ったあとによりよい人生を送ることができるか、周りのロールモデルになれるか、いずれ自分たちでビジネスを成功させていかないといけない実習生たちの才能の開花を目指して日々様々な経験をしていきます。農業をフィールドにした、活き活きとした学び舎がそこにはありました。

Short ver.