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WORLD KIDS FESTIVAL 2019 in NepalKathmandu, Nepal

ネパールと世界の魅力、子どもたちの笑顔と輝きの1日

ネパール・カトマンドゥを舞台に、都心・山岳地帯・貧困地帯など、様々な環境の子どもたちが世界と身近になり、
視野・可能性・選択肢を広げ、新しい世界と自分の魅力に出会えるお祭りプロジェクト。

現地のJOCV・NPO・企業・学校・地元と連携し、ネパールの魅力と世界の魅力、そして子どもたちの笑顔と輝きがコラボした1日となった。

In charge of: 主催 | 企画 | プロデュース | 演出 | 空間 | 運営 | 映像 | 音楽 | デザイン
Genre: FESTIVAL | NPO・NGO | 地域 | 途上国 | 子ども | 教育 | 家族 | イベント | Tech | アニメ | 音楽 | 国際交流
Kathmandu, Nepal
建国 1768年 主要都市 カトマンズ(100.3万人)/ ポカラ(42.6万人)
正式名 ネパール連邦民主共和国(通称:ネパール) 主要言語 ネパール語(公用語)、ほか
面積 14.8万㎢(日本の0.39倍) 民族 パルバテ・ヒンドゥー、マガルなど
人口 2,870万人(アジア開発銀行) 宗教 ヒンドゥー教、仏教など
首都 カトマンズ(100.3万人) 通貨 1ネパール・ルピー(Rs)= 0.90円 / 1米ドル = 116.81ネパール・ルピー
政治体制 連邦民主共和制 産業分布 農林業、貿易・卸売り業、交通・通信業
Project Information
Title: WORLD KIDS FESTIVAL 2019 in Nepal
Produced & Sponsored by: WORLD FESTIVAL Inc.
Supported by: JICA Nepal
Brihaspati Vidyasadan
Kids of Kathmandu
Otaku Next
International Otaku Expo Association
e-Education
Edoga
Bancha Pariwar
Aikido Aikikai Association, Nepal
DOCSF Nepal
JCCN (Japanese Chamber of Commerce in Nepal)
Craft’s Souvenir
Women’s Skills Development Organization
Cerebral Palsy Parents Group
カフェU
Otafuku
Team Kazuya
Little Flowers Public School
JOCV
Tribhuvan University Bishwa Bhasha Campus
NPO法人 Youme Nepal
NPO法人 LES WORLD
VIVITA Inc.
株式会社ネクステック
Doorkel Inc.
ダレシア
株式会社ドットライフ
Producer
& Organizer:
Yuki Kondo / Shunya Awamura (Japan Overseas Cooperation Volunteers, JOCV)
Date: 2019年4月26日 (金) / 2019年4月27日 (土)
Place: Brihaspati Vidyasadan / Kathmandu, Nepal
Participant: 約1,000人
What: ローカル × 世界の魅力!
子どもたちが世界と身近になって視野・可能性・選択肢を広げ、新しい世界や自分の魅力に出逢えるお祭り。
Who: ネパールの子どもたち
Aim: ネパールの子どもたちに対し、通常の学校教育では取り上げる機会が少ないコンテンツを通して、子どもたちの視野、発想、世界観を広げ、世界と身近になれる機会、将来の選択肢の幅を広げるきっかけを提供し、「世の中から“関係ない”をなくす」の実現を目指す。
Contents: 1. Musical Instrument Experience / Music Session Booth
2. Music session and performance
3. Wa-daiko performance
4. WORLD FESTIVAL Photo & Film exhibition booth -Everyday life in the world
5. “You are the bridge of the world” Project
6. Hiroshima Atomic Bomb Exhibition
7. Skeletal specimen Exhibition
8. Marble art
9. VR Journey to Wonder Nepal
10. Spray Art Experience
11. IMAGINATION LIVE PAINT – Draw your imagination on a big canvas!
12. Idea Paint Booth
13. Drawing Workshop
14. Let’s make egg candles
15. Let’s make a world literature map
16. Welcome to WKF tree
17. Manga Workshop
18. Wishes Tree – Write&Hang your wishes on the tree
19. Crafts
20. World’s Play Ground
21. Extreme gymnastics experience
22. Make-up with Hologram, Seal, Paint “Discover new self”
23. Henna Tattoo “with motif of heart, star, etc..”
24. Original Hair-extension Handicraft with strings and rubber
25. Traditional “Budo” performance (Judo)
26. Traditional “Budo” performance (Iaido)
27. Traditional “Budo” performance (Aikido)
28. Traditional dance performance
29. Extreme gymnastics performance
30. Who am I? Guess the animals from the sounds they make!
31. How to make a pinned specimen of a stag beetle
32. Rokta paper notebook, Picture book, Paint
33. Hemp Bag、Goods & Accessories
34. Natural Grass Bloom
35. Bag, Clothes
36. Panipuri
37. Japanese foods
38. Okonomiyaki
39. Cafeteria
40. Poggimo – Solar × WIFI
Film Producer & Director: Yuki Kondo
Camera: Yuki Kondo
Edit: Yuki Kondo
Yurika Nakazawa
Note: ネパールでは、都市部と地方での教育格差や学校教育そのものにも課題が残ります。例えば、学校での授業は、進学や試験に直結しないからという理由で、音楽、体育、美術などの情操教育もほとんど行われておらず、子供達自身が世界の様々なものに触れ、主体的に考え、感じ、学び得る機会が十分ではありません。
また、ネパールは、多民族・多言語国家であり、民族間や宗教観の認め合いは土台としてあり、それぞれの文化に独自の魅力があります。しかし、公の場ではカースト制度は存在しないものの、農村部などの保守的なエリアでは依然として人々の間にカーストによる差別意識が存在する場合もあります。このような視野の狭さ、新しい発想に出会う機会の少なさはネパールの抱える問題の一つだと言えます。
そこで、音楽・アート・ダンス・建築・デザイン・サイエンス(メディアアート含め)・メディアなど、様々なエンターテイメント&クリエイティブの「楽しい」を通して、広い世界にふれて視野を広げつつ、自分の身の回りにある当たり前(ローカル)との関係性やつながりに触れることができるイベントを日本・ネパールの様々な企業・NGO・教育機関と連携して企画・実施をしました。
コンセプトは 「ローカル × 世界の魅力!」 自分達の身の回りの当たり前のことと、世界中のアイディアや魅力が、「実は繋がっているんだ」「かけ合わさることで、こんなにも可能性が広がるんだ」と知ることができたら、きっと遠い場所のよく分からないものが、自分達の身近なもので関わりのあるものだと感じられると考えています。また、世界に目を向けた時に、改めてネパールが持つ伝統・文化・土地の魅力や、自分たちが日常から触れているもの、元々持っているものの尊さや魅力、可能性に気づくきっかけにもなると考えました。 イベント当日は、日本の協力者や青年海外協力隊、現地学生や協力者による様々なコンテンツが出展され、アートや音楽、創作、展示、スポーツなどの分野を中心に40のコンテンツを子供達と共に作り上げました。カトマンズ周辺から数百キロ離れた場所も含め、当日は15校・来場生徒数は1000人を超えました。
未来を担う子供達が、「つながりの大切さ」を体感し、「それぞれの良さを認め、活かし合う」マインドが芽生えることで、お互いを尊重して受け入れ合える社会につながっていく。そういった未来を参加した子供達が作っていってくれることを願っています。